「自分らしい」キャリア・恋愛・結婚を創造できる人、「こうあるべき」に囚われる人

カテゴリー: コラム | 投稿日: | 投稿者:

色々な方の相談にのっていると
「私は、~~~というタイプではないので、結婚(恋愛)には向いてないと思う」
「私は、(みんなみたいに)~~できないので、~~には向いてないかも」
「私は、他の人達みたいに~~でないので、~~は無理(またはダメ)なのでは・・」
というような言葉を結構よく耳にします。

「頭で仕方ないとか向いてないと思って諦めたいけど、実は心の中で憧れている事」

は意外と多くの人の中に、存在している気がします。

「あれ?そういわれてみると・・あれはそうなのかも?」と思い当たることはありませんか?^^

ただ、100%向いてないと思っていれば一切悩まないわけですから、実際は
<「~~だから、向いてない」と頭で思いたい反面、心のどこかで憧れてもいる>
からこそ、気になるし、悩むのだと思います。

こういうお悩みには必ず
「恋愛・結婚・仕事・育児とは、~~というものだ」
「結婚したら、親になったら、上司になったら、~~するのが普通」
「~~する/なるには、~~でないといけないのでは?」
というような、
「こうあるべき」「普通はこうだよね?」という前提(自分の思い込み)が必ずセットになっています。

その一方で、「こうあるべき」に囚われず、自分らしくイキイキ楽しくそれを実現させる人もいます。

そういう人は、普段、考えている前提から違います。
他の人がどうだから、そうじゃないといけないのかな?普通はこうかな?という所にエネルギーを割きません。
自分らしい生き方(仕事・恋愛・結婚・育児・起業など)を創造していくには、どうしたらいいかな?という常に思考で動いています。
「自分には何が気持ち良いか?」「自分がどうありたいか?」という前提からスタートしているのです。

人生は、自分がいつも意識を向けているほうに動いていきますので、その結果としてそう考える人は、必然的に自分らしい生き方・現実が創造されていって、満ちた人生になっていきます。

「~~というタイプじゃないし」「普通は、こうだから・・」と考えている人は、自分が思いこんだ「こうあるべき」「普通」に当てはまる事ができるかどうか?当てはまらないなら、やることは難しいよね・・という所に思考やエネルギーを割いてしまいます。
その結果、自分らしくない何か(誰か)に合わせる人生になってしまうか、現実化できない結果となっている事が多いようです。

以前の良いパートナーシップ構築のコラムでも書きましたが、仕事も恋愛も結婚も価値観も、万人に正しい考えなんて、そうそうありません。

これは、例えば、世界共通の善悪基準がありそうな妊娠や出産関連もそうです。
妊娠・出産の「こうでないといけない」という日本の常識は、外国で真逆であるケースが想像以上に多い!と驚愕しつつ、その幅広さを結構楽しんでいる私ですが、
たとえば、体重管理。

日本だと、妊婦さんの体重が10キロを超えると問題視で、割と大騒ぎのところが多いですよね。日本だと、「あの人は妊娠して、15キロ以上も増えたんだって!」と、妊婦の間で噂になる芸能人がいるほどのニュースであるのに、アメリカだと15キロくらいは増えるのが普通と思われている様子。

米国在住の私の友達(日本人で、私より数センチ身長が高い程度)は、25キロまでは増えて大丈夫と言われたとか(笑)で
15キロくらいでは、お医者さんも笑顔で「ま~今日も増えたわね(赤ちゃんも大きくなって♪)」とニコニコだったとか。
ちなみにこのお医者さんも、米国在住とはいえ、日本人医師です!
※体重管理は、以前は米国も今の日本と同じ考え方だったそうですが、最近の研究で、妊婦の体重制限のデメリットを考え、体重管理はあまりしない方向に変更になったそう。

また、さらには妊娠中期~後期にかけて10キロ程度は増えてないと、なにか問題があるのではと、入院させられる国もあるとか!!

日本だと、太らないほうが優秀と言われていますので、真逆もいいところです。

私は、一時期、つわりがひどく体重がどんどん減っても何一つ言われませんでしたが、12月から割となんでも普通に食べられるようになったせいか、3週間で2キロ太ったら、いきなり増えすぎですと、体重指導をされて、食事内容を書いて提出することに!

でも、こんな私も、海外だと痩せすぎて指導か入院させられているはずなのですから!!(笑)

同じ自分なのに、なんという違いでしょうか。

今の私が、その国に住んでいたら、その国のお医者さんのいう事を信じて指示に従うと思いますが、

同じ状態を見て、それをどう捉えるか?次第、あまりに変わってしまう妊婦人生!!

でも、私たちの人生って、案外そんなもの。^^

大半の人の「こうあるべき」「このほうがいい」は、日本の中の、そしてその人の周りにいる一部の人達の「こうあるべき」でしかありません。(住む場所や年代などが変われば、日本人の中でさえ、常識もかなり違う事が多いでしょう)

「こうあるべき」「普通はこう」に囚われてしまう方に、その「こうあるべき」が、世界的スタンダードでない事実をお伝えすると「え?そうなんですか!?」「それを聞いたら、すごく気が楽になりました~」と、にこやかになり、ほっとされます。

「こうあるべき」の逆がこの世に存在したら、「そうじゃなくてもいいのか」と思ってスッキリしたわけですね。(^^)

つまり、それまでは自分らしくない(自分にとって気持ち良くも無い)「こうあるべき」に何故かプチ洗脳されていたという事です。

でも、そんな「こうあるべき」という一種の自己洗脳が外れて、手放せると、すっきりして、自分らしく物事が見えるようになります。

この一種の自己洗脳はずしには、自分が思う普通意外にも、「多様な普通、価値観が存在していると積極的に知る」という事も非常に有効だなと思います。
これは、単一民族国家である、日本人全般にとって、結構苦手とする部分かもしれません。

私も、もう少しで出産休暇に入りますが、妊娠や出産、育児も「こうでないと」「普通はこう」が満載ゾーンになりやすい領域。

自分の親に「こうでないと」と常に言われて、自分らしさを認めてもらえなかったというトラウマを持つ人は結構多いものですが、
親が「自分らしさ」を生きてないと、子供の「その子らしさ」を尊重することはできないと思います。

自分が自分に「みんなはこうだし」「普通でないと」と思っていては、自分らしい生き方(仕事・恋愛・結婚・育児)をノビノビ楽しむ事はできません。

例えば結婚も「みんながどうか?」ではなく、「自分達に気持ちよい事は?」を軸にしてきた私ですが、妊娠・出産・育児も、自分達らしさを大切にして、過ごせたらいいなと思っています。^^

今回コラムに書いた内容だけでなく、出産育児・教育で良いとされる事、キャリアのあり方も、国により「良いとされること」「こうあるべき」が、相当違って面白いなと最近思っているので、このあたりは、2月開催の座談会でも(その日の参加者が興味をもっている部分は)色々話そうと思っています。

自分の育ったこの環境や価値観、生き方そのものを、多角的な視点から見直すにも面白いと思うので、
「自分が思っていた(日本の)こうあるべき、って意外とそうでもない!?」目から鱗体験をしたい方や、多様な考え方、価値観にご興味のある方は是非起こし下さいね。
(これが産前最後の集まりになると思います))

◆ヒプノーティス座談会
あなたが2013年テーマにしたい「もっと自分らしい●●(←各々のテーマでOK)」とは?それを実現するために「こうあるべき」を手放して、自分らしい現実をもっと創造するための瞑想付き座談会です!

平日夜:2月1日(金)平日夜19時~
平日午後:2月7日(木)午後14時~
祝日:2月11日(祝)午後14時~
↓詳細・申し込みはセミナーページから↓
→ http://bit.ly/create-happy2013zadankai

※どの回も定員が少人数なので、参加してみたいと思った方は、お早めにお申し込み下さい。(座談会でなく、個人セッション内でもご興味ある方には(時間があれば)お話できます)

「普通はこう」「こうあるべき」「ダレダレがこう言ったから・・」を取っ払って、

「自分にとって何が一番気持ち良い選択・状態なのか」
「自分は、本当はどうありたいか?」

に意識をフォーカスして、2013年、ますます「自分らしい生き方」を創造し、楽しんでいきましょう♪


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