前回「直感」と「直観」の違いについて書いたコラムの反響が大きかったので
(「直感」と「直観」の違いがわからない人は、まず、前回コラムをご覧下さい)
今回は、さらにもう少し掘りさげて書いてみたいと思います。
楽しくラクな人生を導く力が自分にあるかないかで、人間は2種類にわかれます。今日は、それを鳥(動物)に例えてお話します。
鳥は、
「大きく羽ばたいて、遠くに飛ぶことができる鳥」
と、
「必死に羽を動かしているのに、遠くへ飛べない鳥」
にわかれます。
この違いを生んでいるものは、何だと思いますか?
それ次第で、あなたが大きく自由に遠くへ飛べる人かどうかが既に決まっています!
それは・・・・
「風にのれるかどうか」です。
ある歴史ドラマで、その国を左右する巫女さんが、
「鳥は、羽ばたくだけでは遠くに飛べません。懸命に翼を動かさず、風に身を任せる術を知ってこそ遠くへ飛べるのです。(それを知る人こそが、王になれるのです)」
と言っていました。まさに、その通りです。
まず「風を感じとる」という部分、そして、「その風に身を任せる」この両方がなければ、どんなに必死に羽ばたいてもあまり飛べません。
これは人間の人生も一緒だと思います。
「風を感じ取る」と「風に身を任せる」というのは、また、それぞれ違うスキルなのですが、
ひとつめの「風を感じ取る」というのが、直感(五感・感性)です。
まず風を感じ取れないと、身を任せることもできません!
そして自分の感じ方を信じてきた人のほうが、直感の感度は良いように思います。
「直感力」とは、その時の通り、真直ぐ感じる感性の力と書きますから、
「これって、ああかな?こうかな?違ったら・・」といつも自分を疑っているような人より、まっすぐ感じ取れる人のほうが感度が高いのは当然かもしれません。^^
この直感力が鋭いと、自分に何が合うか?どちらに進むといいか?鼻が利くようになります。
例えば、これが犬やオオカミなら、どちらの道に行けば獲物がいるだろうか?どちらの道の先が沼なのか?を、感覚(匂い)で嗅ぎ分ける力が高まるということです。(いい感じですね!)
ところが、この直感力が鈍ってくると、自分を導く力が狂ってきます。
なぜか、獲物がいない、突き当たりが沼の道に行ってしまう狼みたいなものです。
鈍る原因の多くは、恐れや不安、ストレス、心配や恐怖などの感情で自分の中が曇ってくること。(不安や恐れ・心配などは、幼少時代から今までの経験や記憶、感情に紐づいている事が多いです)
そうして直感力が曇ってくると、自分の未来(未来=未知=道)の選択も曇って見えなくなってきます。
すると、「何が本当にしたいの?」「恋するってどういう事?」「ワクワクするって、どういう感覚?」「私は結婚したいの?」「私が本当に好きな人(物)って何?」と考え始め、そして考えれば考えるほど、分からなくなるのです。
どんな人も、大自然の中でしばらく過ごすと、悩んでいた事が小さく感じたり、悩みの突破口をふと感じることがありますね?(^^)
それは、自分の中の感性(=潜在意識/インナーチャイルドともいいます)の感度がアップしてきた証拠。
感度がアップする=自分の心が大きく開かれてくる、ことで「ねえねえ、それは、こうなんじゃない?」と自分の内側から、それを突破するヒントがふわっと浮かんでくるわけです。
頭で考えすぎ、ハート(感性)が閉じてくると、この囁きが聞こえずらくなります。
実際、自分の直感に従う人ほど、結果的に、未来を見通す直観力(観える力)も育っていくので、やりたい事をやって生きています。
社会という大きな海を航海している人間ひとりひとりのサイズは、あまり変わりません。
ただ、同じボートをこいでいても、追い風と向かい風と無風では、現実的にも心情的にも全然違う結果が生まれます。
追い風を掴めるようになると、人生(航海)がスイスイとラクに前進します。そうすると、さらに航海が楽しくなって感じられて、さらにどんどん漕ごうと思えくる!
人間は結果がでると楽しく感じられるので、追い風でグイグイ前に進むと、自然と溢れるようにエネルギーが湧きだしてきます。^^
しかし、向かい風で航海が大変すぎると、航海そのものにやる気がそげてくるのが、人間というもの。
(これが、「必死に羽を動かしているのに、遠くへ飛べない鳥」現象です)
直感力を高め、自分の人生に吹く風を感じられると、人生がぐんとラクになります。
今までと同じボートでもスイスイ前に進みます。
追い風を捕まえて、スーーーっと青い大空を遠くまで飛んでいくために、
自分の五感を高める事は、人生にとって、すごく重要な時間。
そんな時間を、自分の為に毎日とっていますか?
足りてなさそうなら、そんな時間を大切に!^^
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