自分の出産にちなんで、今回のテーマは『両親を選ぶのかどうか?』
退行催眠をつかった催眠療法をしている職業柄、私は
「子供が親を選んで生まれてくるって本当なんですか?」
とよく聞かれます。
日本の産婦人科医、池川明さんが、3000人以上の親子を調査しながら、
胎内記憶(さらに胎内に入る前の中間生の記憶)を持つ子供たちについて
書籍をたくさん出していますので、胎内記憶やそれ以前の記憶について
聞いたことがある人もいるかもしれません。^^
(聞いたことがない人は、こちらのページで書籍をいくつか紹介しています)
実際、世の中には
「親を選んで生まれてきた説」
と、
「選んでいるはずない説」
という真逆の説が存在するのですが、あなたはどう思いますか?^^
出版されている書籍を読むと、
「どうしてママのところにきたの?」
「ママが優しそうだったから」(または「可愛かったから」)など
親がウルっとしそうな、感動のストーリーがたくさんのっていますよね。
しかーし、現実は小説(書籍)より奇なりなもの!
色々な意味でショッキング!?なケースも、
実際たくさんありますので、今日はそれをいくつかご紹介します。
<私のお友達、須子はるかさんのケース>——————————————-
↓須子さんのフェイスブック http://www.facebook.com/sukoharuka より一部引用↓(許可頂き済み)
昨日の寝かしつけの際、衝撃の真実が明らかになりました!
ことの始まりは、電気を消した後。
「生まれてきてくれてありがとう」「パパとママを選んでくれてありがと♪」
と子どもに話しかけていた時。
「子供は両親を選んでやってくる」的な絵本やストーリーって結構あるよね。
まぁ、あのノリですわ。
そしたら、チラっとこっちを見て、「選んでないよ」
!!!ナヌ!!!
「・・・え、選んでないんだ。ま、まさかたまたま?」
「みら、選んでないよ。たまたまだった(キッパリ)」
ガ━━(゜Д゜;)━━ン!
せっかく「僕はパパとママを選んできたよ」
「じーん」的な感じを期待していたのですが、
ここまできっぱりと「たまたまだった」と言いきられるとは・・・。
「たまたまだったんだ~・・・。でもたまたまだけど、パパとママのことは好き?」
「うん、好き♪」
ということで、どうやらみらはたまたま我々のところにやってきた、
ということのようでした。
・・・いかにもみらっぽい気もします。
————————————————
という「たまたま」バージョン。(爆笑)
————————————————–
<Wさん夫妻のケース>
「子供は両親を選んでやってくる」
という本を読んでいたWさんは、
話し始めてまもない息子に、
ついに以前から聞いてみたかった事を聴いて見る事にしました。
ママ:「●くんは、どうしてパパとママを選んできたの?」
(なんていうのかしら??ドキドキ・・・)
息子:チラっと親をみて
「そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!」(小島よしお風に)
ガ━━(゜Д゜;)━━ン!
いや、そう言われたらそうかもしれないんですけど・・・
そこまで関係ないってキッパリ言い切らなくても・・・
関係ねえって、
お腹痛めて生んだんだし、
育ててるわけだし、
いくらなんでも、少しは関係あってもいいんじゃないか?!
と心の中で叫ぶWさんでした。
—————————————-
という「そんなの関係ねぇバージョン」(笑)。
さらに、
—————————————-
ママ:「選んできてくれて、ありがとう」
子「え?ぼく、ここに行くように言われたから、ここに来たんだよ」
(エ~~~~ッッ?なんだそれ?)
母「言われたから・・・きたんだ・・誰が押したの?」
子「かみさま」
—————————————-
という
「何かOR誰か(ケースによっては神様らしい)に
指示されたから来たんだよバージョン」
ええっと、先生に言われたので、ここへ来ましたのような、
妙にリアルすぎる空気が漂っているので、
もうちょっとロマンチックな感じですと
親も嬉しいんですけど・・・(笑)
さらには
優しいお父さんとお母さんのところがいいと
雲の上であれこれ悩んでいて、
あまりに優柔不断でいつまでもモタモタしていたら、
後ろから早く行けと押されて
「ワ~~~~と落ちていったら、ここだった」という
「誰かに背中を押されて、落ちてきたらここにいたバージョン」
(えっと、悩んでいた中の、最終候補には残っていたという前向きな認識でいいんでしょうか・・?)
などなど、感動ストーリー満載の書籍には、
到底掲載されそうもないリアルな事例が、
実はたくさん存在しています(笑)。
ちなみに多くの退行療法を施療してきた経験からくる私の意見は、
【親を選んで生まれてきた人と、選んでいない人の2通りがある】です。
たとえば、現実社会の中で、進学や就職も
「この学校または会社に入りたくて、入りました!」
という人もいれば
「誰かに進められて受けたら合格したので」
という人や
「なんとなく受けたらご縁があって受かった」
という人まで本当に幅広いもの。
この世の中の全員が、
いつも積極的に何かを選択しているわけではありませんが、
何気なく繋がったように思える御縁も、
その人の運命であり、
かけがえの無い御縁なのだと思います。(^^)
それと同じように、
子供が親を選んだかどうかも同じように、
幅広いケースがあって、
それぞれの個性があるほうが
ずっと自然なのではないかなぁと私は感じています。
また、誰かに勧められて、
その学校や会社を受けたとしても、
受けない事もできたわけですから、
「なにがともあれ、最終的に、そこを受けると決めた=自分でそこを選んだ」
とも言えますし、
「積極的に行きたいと思ってなかった=選んでない」
とも言えるので、ここも、考え方次第。^^
子供は親を選んできた!と信じている人が、
そんな話あるはずないと思っている人に対して
「あの人、わかってないなぁ」と言うのも、
親を選ぶなんて空想だわと思っている人が、
子供は親を選んできたと信じている人に対して
「あの人、わかってないなぁ」
と言うのも同じことのように感じるので、
私は、
どちらが正しくてどちらが間違っている
という視点では考えていません。
その人が「選んでいる」と感じれば、選んでいることになり、
「選んでない」と感じれば、選んでない。
私は、その人の感覚こそが真実である、
というスタンスをとっています。^^
さて、あなたは、「親を選んだ」「親を選んでない」
心の深~いところに問いかけると、
どちらだったと感じますか?
私は、自分のベビーが言葉が話せるようになって、
なんていうのか、いまから楽しみです(笑)。
「選んでない」とキッパリ言われても、
選んでないのに親子になったというのも
すごい確率の御縁だなと思うし、
「選んだよ」とか言われても、
それはそれで「まあ、そうなのね!」
と感動しちゃえそうですし、
「そんなの関係ねぇ」といわれても、
関係ないのに親子になってしまったのも、
はたまたすごい御縁で(笑)
「あみだくじ」とか言われたら、
「く・・・くじびき?」とかビックリしつつ、
それまた、ある意味すごい御縁だと思えるよう、
なんと言われても、
本人の言い分を
ありのまま朗らかに受け止める「器量」
だけ育てておきたいと思います。(^_-)-☆
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