この度は、本当にどうもありがとうございました。当初自分自身が意識して改善したいと思っていた事柄とは、全く異なることを指摘された前世療法になりましたが、自分では分かっていながらも後回しにしていた事柄を単刀直入に迫られ、2日たった今、つくづく実り多いセッションであったことを実感しています。
素晴らしい体験の機会を頂いた上に、ともこ先生から先にお心のこもったメールをこうして直ぐ頂け、お会いできて本当によかったです。
ともこ先生は“心の中で前世の自分が応援してくれることがあるでしょう”とのお言葉を下さいましたが、それ以上の応援を私は感じ取れ、とても幸せな気分です。時間が経つにつれて、どんどんそれを強く感じています。
面白いと思ったのは、催眠状態に入ると、意識は“今の自分”であるけれども、他の感覚・感情・能力が“前世の自分”のモードに入ってしまっているのが分かるという事。事前に知識としてはあったものの、経験がない為、どのようなものかと思いましたが、よく分かりました。
“前世の私”は、人種・性別がまるで今とはかけ離れていながらも、“現在の私”の顕著な性格が、そのまま投影されているような人物であったということは、非常に興味深いことでした。終わった瞬間は、どおりで周囲の人のように”人恋しい“ということがないわけね、と思いました。
しかし、これで感心している場合ではないと帰路から直ぐに気づかされました。
“問題を先送りにする傍観者”の立場を取るのが、私の<生命の傾向性>にあるということが、重みを増して感じられてきたからです。
この悪癖を隠すのに、自分の最大の武器である孤独への強さをフル活用し、自分自身を正当化する“ずるさ”があるということです。
つまり節度をもち、他人に迷惑を掛けずに生きていればそれで良いとの考えから、一瞬誰もが納得するような“経済的・精神的自立”の達成を大義名分に、本来達成しなければならない“自身の経験を生かし、他者へ手を差し伸べるという行動”を起こさず、怠惰な日々を送ろうとする癖があるということです。
中東の時よりも今の方が社会への関心は、ずっと高い状態にはあります。けれども、人に迷惑をかけず、自立していれば良いという安易な考えと、積極的に“自分の時間と労力”を割いて他者へ手を差し伸べることをしないという生き方は 今も昔も変わっていませんでした。そして、それではいけないとは薄々気が付いていても“自立”を盾に、実質的な行動を先延ばしにしている自分の過ちを深く認識しました。
今回のセッションでの最高の収穫、それは自分の利己主義的な<考えを改める最高の動機を得られた>ということです。
私は“愛”という言葉が何故か昔から空虚で、わざとらしいものに思え、好きではありませんでした。本や映画で見てそれを目の当たりにしても、心で抵抗を感じていました。
でも、今回、“愛”とは、こういうものなのだ。本当に良いものだという実感できました。
一方、私は甘えることが苦手で、人から抱きしめてもらったりすることは殆ど不快なことでしたが、ともこ先生から前世療法を受けてから、なんの抵抗もなくそれが出来るようになりました。
更に、私が落としてしまった“人生のテーマの単位”をクリアするのに、最も良い機会を与えてくれるのが今の家族であるに違いないということも身にしみてわかりました。
(クリアするのに)最高の条件を与えられながら、それに気がつかず、またも脱線し、人生の課題を見失いそうになっていた私に、ともこ先生は中東の母と合わせてくれることで、大切なことを心の奥底で感じ取るという貴重な体験のきっかけを作ってくださいました。
そして、これらのことに気が付いたり、思い出したことによって、私と母の関係は更に飛躍的に改善してきました。周り(家族や職場の同僚)も私の変化を感じるようです。今までは、私が壁を作っていたからでしょう。
乾いた土に勢いよく水が滲みこんでゆくように、日増しに幸福感が増してくるのが分かります。時間が経つと記憶は薄れることが殆どですが、過去(前世)の記憶は良い意味で私に、素晴らしい感覚をより一層多く味わう楽しみを与えてくれています。
催眠療法のみならず、心理カウンセリングといったことも初めてでしたが、これほど素晴らしい効果を得られるとは自身でも想像していませんでしたので、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
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※後日、Yさんから、前世の自分と同じような境遇の子供達のために、定期的に寄付を始めたというご連絡を頂きました。前世を「見ただけ」で、(意識や行動を変えなければ)人生は変わりません。Yさんが、前世療法での気付きや体験を、行動へと確実に移していかれている事が、素晴らしい変化を生んでいると感じています(^-^)