今日は、クイズ形式!でコラムをスタートしたいと思います~。
想像してください。あなたは突然、ある方から年賀状をもらいました。そこには、こう書いてあります。
「お元気ですか?私達は都会と田舎の往復生活を始めて4年目です。
都会では、これまで職場には市バスと地下鉄と徒歩(片道計6km)通勤していましたが、2ヶ月前から自転車通勤にしました(片道20km)。
田舎の山荘にいる時は、昨年1年かけて居間、食堂、台所の床、壁を無垢の板に(自分一人で)内装しました。養蜂2年目の昨年、40キロあまりの蜂蜜が得られ、バターとジャムが食卓から消えました。
昨年は1月に(欧州の)アルプスでスキーを楽しみ、5~6月はエーゲ海をヨットで周りました。」
(※アルプスのスキー場でスキー板を片手に、にっこり笑顔の写真付)
ここで質問です!!
質問1: はたして、この人は何歳でしょうか???
(※文章内容を忘れた人はもう一度、上記の文面をみてご判断くださいね)
以下から直感で!選んでみてくださいね。
1) 30代
2) 40代
3) 50代
4) 60代
5) 70代
6) 80代
自分と同じ世代だったとしたら、どう感じるでしょう?
いやいや、もっと違う世代なのか?
ファイナルアンサー???
はい。皆さん、ご自身の答えはどんな感じでしたか?
実は、これ・・・
ヒラテ家の今年76歳になる叔父様からの年賀状なのでした。
(四捨五入すると80歳になりますね)
私と同世代(30代)の人だとしても、年賀状を見てパワフルな人だな~と思うはずですが、なんと70代中盤(四捨五入80)なのです。
読んだ瞬間、私の中にあった76歳的な人生イメージが、(良い意味で)ガラガラと崩れました。
ちなみに(奥様の)叔母様も、叔父様に負けず、劣らず、パワフルな人で夫婦で人生を謳歌しています。
例えば、諏訪の家に遊びに行った折(ちなみにこの家は70歳を超えてから、探して購入されたもの)、叔母様は最近習い始めたというバイオリンを早朝5時から気持ちよさそうに練習していました。
また叔父様は最近、息子からのプレゼントをきっかけに習い始めたハーモニカを猛特訓。実はこのハーモニカ。ヨーロッパの特殊仕様で2段重ねの特注品。更に彼は楽譜がすらすら読めないので、ひらがなで音符のフリガナを振ってありました。
午後は庭の草刈と、オーストラリアから取り寄せた特注DIY機材を片手に、家の修理。
先の年賀状の文面は、その時の修理が終わった報告なのでした。
◆叔父様・叔母様の旅行編
海外にも、よく遊びに出かけるこの二人。
毎年のように海外に行っていますが、例えば、ノリでヨーロッパのある小島を訪問。
突然の訪問なので当然宿泊は決まっていない(そこへの移動時間だけでも、長距離で疲労するのでは・・と思うのですが)。
その為、島に到着してまずは宿探し。
舗装されていない石畳の坂道ゴロゴロと大きなスーツケースを引きながら、ふたりで何件ものB&B(朝食付きのペンション)(!)を尋ねて、部屋を見学してからの値段交渉。
あれこれ交渉した結果、最も安くてよい部屋だった所に宿泊。
「素敵な部屋に、ふたりで朝食付き35ユーロ(約4000円)で泊まったのよ~~」とニッコニコ(笑)。
◆お茶を飲む編
更に驚きは、お茶の飲み方にも現れます。お土産にティーバッグのハーブティを私が持参したら、「他のお茶と混ぜてみよう」とその場で、独創的なティーバックの最新ブレンドティーが出てきました(汗)
私の中では、一見ありえなく見えたこのブレンドティーが、予想に反し!とても美味しくて、またまた感心。
時折、配合を失敗するらしく「あのブレンドは失敗だった」とか「これのブレンドは最高よ」と言いながら、自分なりの成功ブレンドを模索。あくなき探究心!
通常はティーバッグ(茶葉ではありません)で売っているハーブティは、大抵そのまま飲むと思います。それは「ティーバックはそのまま飲むもの」という前提が、無意識にあるから。
実は、お茶の飲み方にも、その人が無意識に決めている「思考の枠」ともいえる「前提」が出ているのですね。
彼らと話して感じる事はのは、彼らの考えには「自分は、もう歳だから、XXできない」「(一般的に)~だから、○○するものだ/しないものだ」という「前提(=思考の枠)」や「限界」が他人に比べてきわめて少ない事です。
「人は自分が思い描いた前提の中で、人生は現実化していく」わけですから、
(たとえそれが一般的であっても)限界の多い「前提」を多く持つ人が、こういったアクティブな70代を送ることはしませんし、出来ません。
そして、世の中にはさらなるツワモノが存在しています!
それは、今年100歳になられる日野原先生(聖路加国際病院名誉院長)です。
私の大好きな人生の先輩Emikoさんが、ハワイで99歳の日野原先生(聖路加国際病院名誉院長)に、お会いした折、先生が彼女に話された内容なのですが、
「私は(ハワイに)仕事で来ているのです。昨日は○○センターで講演をし、1000名もの方々が参加して下さり、今日は先程まで、教会でお話をさせて頂きました(ニッコリ)。それで、今日夜の便で日本に帰りましてね、明日は、早速、病院で仕事です」
と幸せそうににっこりと微笑まれたそうです。 そして、
「私ね、あと7ヶ月ちょっとで100歳になるんですよ。でも、まだ、まだ、やりたいことがたくさんあるんです。夢がたくさんあるんですよ。」
とおっしゃりながら、日野原先生は、Emikoさんの手をギュッと握り、笑顔で去っていかれたそうです。(どうですか、この粋なお爺ちゃん。かっこ良すぎます!)
若い頃から、ずっと自分に限界や枠を作らないで生きてこられた、だから、いまの日野原先生が存在するのかもしれません。^^
人は、一般的に歳をとるにつれて「もう○○歳だから~~できないし・・」という言動と思考がどんどん強くなる傾向があります。でも、これもよく考えてみれば、
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世の中の一般的な考えに(無意識に)自分を揃えているだけで、
「自分の内から聞こえてくる考えや心の声」では無いのです。
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最後に、あなたの人生、結婚生活や仕事、そして老後も、あなたの顕在意識が作った「枠」(=前提)の中で展開します。
「何事も出来ない前提でいる人」は「できない理由を探す」為、「できない現実を引き寄せている」のです。
しかし、残念ながら、とても多くの方が自分自身が望まない一般的な「限界」や「枠」=「前提」を信じて生きています。
その結果、この「前提」の中で物事を捕らえて動いていくので、結果が、その枠や限界の中でのみ展開します。
反対に
「何事も出来る前提でいる人」は「出来る方法を探す」ので「出来る現実を引き寄せます」
ヒプノセラピーを通して、多くの方の潜在意識に触れる中、その人がどんな「前提」で生きているのかによって、目の前の現実や未来が全く変わってくると感じています。
それについては、70代も、60代も、50代も、40代も、30代も、20代も皆同じ。
私のセラピーは、この「前提」をより自分の人生を幸せにしていく為に変えていくお手伝いでもある、と思っています。
無意識に自分を制限している「前提」を取り払い、自分の「前提」を素敵な形に変えられた時、人はもっと「自分らしく幸せ」になれる!そう思います。(^^)/
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https://www.hypnotice.jp/index.php?action_seminar=true
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