セッションに来て、大きな気付きを掴み、自分が望む方向へ大きく変化していく人達がいます。その中にも色々なタイプがいますが、その中のひとつのタイプが
「大切な誰かために変わろうと思って来る人」です。
特に子供を持つお母さん達は、短い時間で、何かを大きく掴み取って帰っていくと感じます。
それでは、なぜお母さんは変わりやすいのでしょうか?
その秘密は、「姿勢」と「動機」にあると思います。
家事と仕事と育児にはさまれて、自分の時間が全然無いお母さん達。
その時間を、ギリギリなんとかやりくりして、子供をあずけて「この時間内でなんとかしなければ、今後時間がとれる見込みがない!何時にはお迎えがありますので」という姿勢でセッションに臨むお母さん。この姿勢で、何かを掴みとらないはずがありません。
そして、この世には、完璧な人間も、完璧な親も、完璧な家庭もいません。だからこそ、子供の頃から、一度も傷ついたことがない人や無理してこなかった人もいないのが自然です。
特に、複雑な家庭環境で育った方は、子供が生まれる前には気付かなかった(もしくは脇に置いていた)「生まれ育った環境からの影響」が、直接子供に影響していく事を感じるようです。それが、今まで見てこなかった自分と向かい合う「時」へと繋がって、セッションにお越しになるお母様も少なくありません。
「私が変わらないと困る人がいる」というのは、時にプレッシャーです。
でも、自分の人生を思い返してみてください。
人って、「自分のためだけ」だと、意外と踏ん張れなかった事はないでしょうか?
例えて言うと、一人暮らしの時は、栄養も時間も、いい加減にごはんを食べていたのに、結婚して夫や子供が出来ると、ちゃんとごはんを考えて食べるようになる人は多いですよね。
チームの競技などで、仲間に迷惑をかけないために、ひとりだとすぐサボってしまう性格なのに、毎日のように続けられた部活なども同じような部分があると思います。
つまり、時に「私が~しないと困る人がいる」というプレッシャーを感じながらも、「大切な誰かのために」日々、一所懸命生きることが、成長や健康に繋がっていく。
実は「誰かのため」だと頑張れる。
お母さん達が、幸せに向かって大きく変化できるパワーの源は、まさにそこかもしれません(^-^)
もちろん、家族を思う母でなくても、愛するパートナーのために、部活の仲間のために、仕事で部下のため、お客さんのために行動している人には同じことが言えますネ。
私は時間を短縮する有能なツールとして、催眠療法をカウンセリングに融合させますが、「やる気があり、時間のない多忙なお母さん達」には効果が大きく、特に向いているなと感じます。
実は、個人セッションで大きな変化をとげ、その後、メールをくださった働くお母様(3児のお母様)がいます。自分と向き合うことで、一歩一歩変化をしながら、過去からの影響を乗り越えていきつつある素敵なお母様です。
Tさんから「私は自分が子を産み、育て、結婚生活をしていく中で、母親のストレスがいかに大きいかを痛感しましたが、これからはそういった母子を含む家族というものを対象に、何かの役に立てれば喜びです」というお言葉を頂き、Tさんからのメールをサイトでご紹介させて頂けることになりました。
Tさんの変化は、家族のひとりひとりにも変化をもたらしました。
Tさんの体験が、多忙ながらも家族の幸せのため日々試行錯誤している、お母さん達の希望になれば幸いです。
●年齢退行療法 Tさん
今回、このような形で応援くださった素敵なお母様Tさんに心から感謝します(^-^)