脳に最高のアイデアが降りる!2つの秘訣とは?(世界の研究から)

カテゴリー: コラム | 投稿日: | 投稿者:

抜群のアイデアが閃く人と、閃かない人は、何が違うのか?

わかりますか?

閃く人がやっていること、それは子供にもできる簡単なことなのですが、

それを伝える前に、いきなり、ここで質問です。脳のエネルギー消費が多いのは、

(1)ボーっとしている時
(2)バリバリ仕事や勉強をこなしている時

どちらでしょう?

どっちでもいいので、自分なりに答えてみてください。

とりあえず、コッチと決めました?

なんでそう思うのですか?
(誰も見てないので、とりあえず気楽にコッチ!として適当に理由をつけて下さい)

決めたら先に進みますよ~。

それでは、答えをいいますと・・・最近の脳研究から、脳のエネルギー消費が多いのは、

(1)のボーっとしている時。

そして、このボーっとしている時に、一番良いアイデアが浮かぶと言われています。

ニュートンも、庭で夕焼けみてボーっとしている時に、りんごが落ちるのをみた瞬間に
「あ!これって、もしかして万有引力の法則なんじゃない?」と閃いたと言われていますが、人間は一生懸命考えても、脳の消費エネルギーは少ないのです。

えええーーー?

そうなのか???

と思うかもしれませんが、どうでしょう?

最近、忙しくて、起きてる時は、アレコレこなす事ばかり考えて過ごしている人、
ちょっと胸に手を当てて考えてみてほしいのですが、
そういえば、最近、コレだーっていう斬新な良いアイデアが閃かなくなってきてませんか?
どこか必死に(ちょっと無理やり?)、考えて絞り出してる感ないでしょうか?
そして絞り出したものも、いまいちありきたりだったりしてないですか?

ボーっとしている時に、閃く

この、脳がリラックスしながら高速回転して、インスピレーションが閃く、良いアイデアが浮かぶ時というのは、

「潜在意識・無意識と繋がっているとき」ともいえます。

顕在意識・意識が1割+潜在意識・無意識が9割=全意識10割

1割で必死に走っている時よりも、
10割で余裕を持って走っているときのほうが、10倍良いアイデアが浮かぶ。

そういわれたら、なんだか当たり前だなと思うかもしれませんが、

大半の大人は意識の1割で突っ走って頑張る事に、重きを置きがちです。

でもノーベル賞を受賞した人とかは、大抵、ふとした瞬間に思いついたとか、やってみようと思ったんですとかいいますよね。

そういう閃きや良いアイデアを受け止める土台=ぼーっとしている瞬間。

子供の教育でも(親は何をさせるかに必死になりますが)「何もしない時間」が子供の創造性を伸ばすという研究があるのも、うなずけます。

外国に住むと、大人より、子供の方がさっさと外国語を話せるようになるのも、子どものほうがボーっとしてる、つまり無意識とか潜在意識を含む全意識モードで言語を捉える能力が優れてるからでしょうね。^^

そして、もうひとつ。

創造力や洞察力を増すために、子どもでも、誰にでもできるコトがあります!

それは「家で簡単に」「誰にでもできる」「良いアイデアが一杯思い浮かぶ」ことなのですが・・・

ヒント:おうちで簡単に、本当に誰にでもできる事すぎて驚かれるかもしれませんが、現代人はほとんどしていません。

あまりに漠然としてるので、三択にしてみましょう。

1)音を流す
2)照明を暗くする
3)アロマを焚く

とりあえず、コレと決めました?
(誰も見てないので、とりあえず気楽にコレ!として適当に理由をつけて下さい。参加したほうが楽しいですしね)

決めたら先に進みますよ~。

実は・・・良いアイデアが浮かぶためには、照明がカギ。

ある研究によると、
薄暗い、普通(普通のオフィスくらい)、うんと明るいの3つの場所で、洞察力や創造力に関する問題を説いてもらった所、
普通の照明、うんと明るい照明の場所の人たちは、平凡な成績しか出せませんでしたが、
薄暗い所で回答した人たちが、圧倒的に正確でかつたくさんの回答を出せたそうです。

なぜそうなるかは、まだ分かっていないのですが、

そういえば、寝る前にアロマキャンドルなんかを焚いてボーっとしていたり、暖炉の光を見てボーっとしていると、なんか不思議な気持ちになってきますよね。

あの、なんだか普段とは違う感覚。
日常から少し離れたリラックスしたボーっとする感じ。
人生をゆっくり味わってかのような、ちょっと豊かな感覚。

そういう意識状態になると、普段使われていない無意識・潜在意識や脳の部分が活性化するのかなと、思います。

ただ、この時活性化する部分というのは、「活性化してやるぜ」と思って活性化する意識的な部分ではないのでしょうね。

リラックスした状態で、薄暗さの中から、綺麗な光が浮かび上がってくるような、そんな感じなのかもしれません。

ニュートンが、夕暮れ時にボーっとしてリンゴが落ちるのを見て、万有引力に気づいた時というのは、
「薄暗い」「ボーっとする」このふたつのポイントを見事に抑えていたわけですね。

どうりで、世紀の発見といえるアイデアが浮かび上がってきたわけです!(納得)

というわけで、斬新なアイデア、クリエイティブなアイデアを手に入れたかったら、

「薄暗いところで、ボーっとする」

これは、屋外でも屋内でもOK。

「何をするか」ではなく「ぼーっとする」時間

『1日1ボーっ』

は人生の豊かさを増すエッセンス!

満員電車でぼーっとするとかではなく(それはリラックスしてるのでなく、意識をシャットダウンしてるだけ)

自分が気持ちが良い環境で、ぜひやってみてくださいね。^^

綺麗な夕焼け


こちらの記事もどうぞ