「こうすべき」の先にあるもの(ココロの現代病)

カテゴリー: コラム | 投稿日: | 投稿者:

職場での大きなストレスと多忙な日々の中で、心身がひどく不安定になって働けなくなり、休職したNさん。

しかし休職している間も心休まることはなく、
「もう会社には戻れない・・という気持ち」(感情)と
「ここで辞めたら、今後の人生どうなってしまうんだろう?という思い」(理性)
が交錯して、これからの人生の選択を迷っての来談でした。

Nさんの中にある二人の自分。それを融合させるため、Nさんには「パートセラピー」行いました。

受療後しばらく経ったある日、Nさんは以下のようにメールして下さいました。
(ご本人の了承を得て、ご紹介しています)
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先日はありがとうございました。 今回のセッションでは、

『感性の自分の「こうしたい」という目的や目指すもの』を、
頭の自分が「どうすれば、その目的に近づけるか」と手段を考えながら、
(頭の自分と感性の自分が)お互い一緒にハッピーになっていくように、
動いていくのが自然な流れであるのにも関わらず、
頭の自分が知らぬまに巨大化してしまっていたことで、感性の自分を無視して

『手段の「こうするべき」が目的化してしまっていた』

ということに気付けたと思います。

今までは、『頭で「こうするべき」と考えていた根拠や、「どうして“こうするべき”」と思っていたのかと、その根本を突き詰めていくと、そこにはなにも目指すものがない・・』
という状態になっていました。

『頭』と、『心』と、結果的にどうしたのかという『行動』の関係は自分自身の事なのにも関わらず、本当に複雑で難しいと改めて感じました。

桧良手さんのおっしゃるとおり、これからは頭の自分と感性の自分でうまく話し合って、協力して、これからの人生を歩んでいきたいと思っています。

(その後、家族とも相談して、今の会社を辞めましたというご連絡を頂きました)
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彼女のセッションは、非常に現代人を象徴しています。

『頭で「こうするべき」と考えていた根拠や、「どうして“こうするべき”」と思っていたのかと、その根本を突き詰めていくと、そこにはなにも目指すものがなかった・・』

これは、多くの現代人が無意識に陥りやすいココロの現代病「心と頭の分裂症候群」です。(本当にある病気の名前ではありませんが、簡潔に表現しています)

これで苦しんでいる現代人はものすごく多いのではないかと感じます。

私が以前キャリアカウンセリングをしていた時も、顕在意識で考えても考えても、同じ迷路をグルグルしてしまう場合、それを顕在意識のカウンセリングですっきりさせるのは、非常に難しいと感じていました。

ですから、催眠療法を取り入れることで、その部分を補うことができるという理由で、ヒプノセラピーを自分のカウンセリングに融合させた経緯があります。

例えば、ワークショップやセッションで、未来の自分をイメージしたときに、心(潜在意識)から「思いもよらなかった事に幸せを感じている自分」が出てきて、何故かそれを見たら涙が出て、驚く方はたくさんいます。

それに気付いただけで、長年の病気が治ってしまう方も、時々います。
(きっとご本人の無意識が、何かを正常化してしまうのだと思います)

フラワーエッセンスをいままで愛用していた方でも、心(潜在意識)に入って自分を感じてみると、『今まで「頭」では選んだことも無かった(目に留めなかった)フラワーエッセンスを今回初めて選ぶことになって、驚きました!』とおっしゃいます。

「頭の自分」だけで選んだ結果、心の「幸せだなぁ~」というゴールからは、知らないうちに、どんどん遠ざかっていることが多い現代人。

心が感じる「ああ、幸せだなぁ~」という未来に向かいたいなら、

心(潜在意識)の自分も一緒に選ぶこと。

それは、現代人が一番「堂々と見落としがちな部分」でありながら、

心豊かに楽しく生きる為に「一番見落としてはいけないポイント」なのではないか?

私はそう思います(^-^)

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◆パートセラピーについて知りたい方はこちらからどうぞ

http://www.hypnotice.jp/index.php?action_session=true


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