自分の未来(ビジョン)が観える人・観えない人

カテゴリー: コラム | 投稿日: | 投稿者:

多くの方に会ってきて感じるのですが、
実現力がすごい人というのは、そんな風に「あ、こうなる!」と自分の未来が観えてしまう人です。

そうなると、(脳の中で)もう行った事がある山頂に登るように、そこに向かっているという感じになります。ですから、登ることができないという事がありません。(そもそも、そういうチョイス自体が、存在していません)

私が思うには、思った未来を実現するには、2つの道があると思います。

まずひとつめは、「何度も思い描いていくうちに、信じられるようになり、現実化に近づく道」。
そして、もうひとつは、「未来の自分が観えたかのように感じとって、現実化に繋げていく道」(これがコラムの最初に書いた人のパターンです)。

ひとつめの「何度も思い描いていくうちに、信じられるようになり、現実化に近づく道」は、脳が現実と想像の区別がつかない点を利用し、こうなるんだ!と毎日リアルに思い描いて(イメージトレーニングして)いくうち、潜在意識にそれが刷り込まれて実現化する方法。
これは、多くの人達(スポーツ選手や音楽家も含む)などが使っている方法で、できるという自己暗示を積極的に自分にかけていくという方法です。

イメージトレーニングの最初は「できるかな?」と不安なのですが、数十回、数百回とリアルにできた姿を思い描くことで、脳が良い方向に勘違いしはじめて、
「できるかな?」→「できそうだな」→「できるだろうな」
と感じ始めると、その結果実現する、ということです。

この脳の原理を逆に使っている人が、あがり症の人。
何度もあがった過去をリアルに思い浮かべたり、あがるかもしれない未来の自分を思い描くことで、未来で「あがる自分」を確実に実現化しています。

つまり、「同じ脳の原理も使いよう」なのです。^^

そして、もうひとつが、今日のテーマでもある「未来の自分が観えたかのように感じとって、現実化に繋げていく道」です

このタイプは、自分の潜在意識(心)と共に生きていて、まずとても直感が鋭い人です。
自分の中が統合されていて、日々不安や葛藤も少なく、潜在意識と顕在意識の統合がとれています。

そして、ある時「あ、これをしたら、こうなるな」という感覚で未来を受け取ります。

その未来を信じようとか、信じたいとか、そう思いたい・・ではなく、
「そうなると分かった」「そうなるとみえた」という感覚でうけとった未来に向けて、やれることを全部やっていく、という感覚で動いています。
もちろん(顕在意識で考えれば)家で寝ていては実現しないことはわかっているので、もちろん行動し、現実的に努力もします。
そして、予想を超えるスピードで実現していきます。

それは、もう未来をタイムマシーンでみた未来に向けて楽しくダッシュしていくような感覚とでもいいましょうか。
ビジョンにブレが無いと、実現スピードも断然早いのです。

こう書くと「わぁ~、その人はすごいなぁ」「特別な人なんだろうなぁ」と思うかもしれませんが、そうではありません。

あなたは、根拠もなく「あ、こうなる気がする!」と思って、現実がその通りになった経験はありませんか?

誰でも、人生でそんな経験を、1度や2度はしているのではないでしょうか?

思い出すと、そんな経験あったな・・、と思った人であれば、どんな人も、未来を観る可能性が眠っているということです。

でも、今は自分の未来が観えない・・・という場合、その感覚を取り戻していくことも可能です。

まずは、直感力(感じる力)を高めていく。それが最初のステップ。

日々の感じる力(直感力)を高めていくことで、自分に合うものを見極めやすくなります。些細なものから、もう少し大きなもの・・と、合うものを見分ける才能がどんどん開花してきます。

そして、日常の中で自分が感じる力(直感力)鍛えていくと、その結果、未来が観える力が育ってきます。

それが、観るほうの、直観力。

日々の「直感」が鈍いのに、未来が観える「直観」だけが冴えるようなことはありません。

こう書くと「悪い事はやたら当たる!」という人がいますが、
悪い未来を予知して(直感として感じて)実現しやすい人は、最初の直感を無視しているということになります。
そして、直感を無視して、頭で損得や「こうすべき」を優先しつづけた結果、何度も危機(よろしくない未来)に突入していくことを繰り返すと、直感にあることがおこります。

それは、直感が働かなくなるということです。鈍くなってきます。

あなたの勤める会社が、あなたが必死に働いているのに、全然見てない、認めてくれることもない、否定ばかりしてくる会社だったとします。それがずっと続いていたら、あなたはその会社のために、一所懸命になれますか?
なれませんよね。

それと同じで、受け止めてもらえないと、直感君も、働かなくなってくるわけです。
「どうせ働いても、やらなくても同じだしな~」というわけです。

また、直感を使わずに、頭で考えると、過去のパターンにとらわれやすく、新しい自分になりずらくなります。
なぜなら、いつも過去の事例やデータを基にして考えるから。

さらに、似たパターンとして、未来をあれこれ心配してイメージが膨らんでしまうタイプの場合、マイナスのイメージトレーニング効果の結果として、見事に現実化した可能性も大です。

自分が行くはずの、輝く未来が観えてしまうように受け取るタイプの人は、心や潜在意識と共に生きていて、日々の中で、直感力が磨かれています。

いつも自分の感覚とコミュニケーションし、潜在意識や心の声を受け止めています。
そうなると、悪い直感も無視しないので、まず悪い事に巻き込まれる事がぐーんと減ります。
その結果、その悪い直感があたった未来に行かないわけで、そこに費やす時間とエネルギーも必要ありません。
そして、その時間とエネルギーは、自分の行きたい未来や、心がワクワクしたり喜ぶほうへ使うのです。

日々の中で「直感」(感性)が研ぎ澄まされてくると、「直観(観える力)」が自然と育ってきます。

その結果、自分がどうしたいか、どうなっていくのか「見えた!」「分かった!」と感じるビジョンを観て、
ただそこに向かうのです。

あなたのこれからのビジョンは観えていますか?

もし、まだ見えない人は、感性をぜひ磨いていきましょう!

いつの日か、未来のビジョンが観える時がやってくることでしょう!(^^)

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