コラム

あがり症は、コレだけで簡単に克服できる!

人前での「あがり症」。

これ、実は割と簡単に克服できるものです。

なぜあがり症になってしまうのか?

これは、マイナスのイメージトレーニングが上手だから。

一度人前であがってしまうと、

次回人前にでると決まった瞬間から、

その記憶を何度も思い出し、次回もそうなるのでは?と何度も考える。

これが効果的なマイナスのイメトレになっているのです。

脳はイメージでもリアルに感じると、現実に起こったのと同じ感覚で捉えます。

だから、現実は以前たった1回あがっただけでも、

人前でまた発表となった時に、不安になって、

昔のあがった記憶を、何度も思い出してしまい
(例えば合計50回思い出し)

また今度あがるかもしれないというイメージが、何度も頭に浮かんでしまうと
(例えば合計50回思い浮かぶと)

このマイナスイメトレ合計100回効果が見事に効果を出し、
(脳の中では実際にあがった経験にイメトレを足して、アガって失敗した経験は合計101回!とカウントされているので)

次回人前で話すときは、もっとガチガチになる!

というサイクルなわけです。

ただ、良いニュースとしては、

マイナスのイメトレが上手な人は、プラスのイメトレも実は上手!

ということ。(^_-)

わかりやすくいえば、イメトレ筋は同じなので、

使い方の方向性をうまく変えていく秘訣を掴めば良いだけ。

もし、あなたがマイナスのイメトレが上手なのであれば、

プラスのイメトレは、同じ効果がでる!!

過去のクライアントでは、あがり症を克服して、人前で教えるのを楽しめるようになった人達もいるほどです。

というわけで、変化がよく見えて私も嬉しくなるから、

あがり症を扱うセッションは好きですし、得意です。^^

あがり症になれるなら、あなたのイメージトレーニング力は強い!
Cheerful smiling child at the blackboard.

そう思っておいて下さいね。(^_-)-☆

その人の現実=今のセルフイメージ!それを変えると?

セルフイメージとは何かわかりますか?

それは、「自分が自分をどう捉えているか」、つまり「自分の枠」です。

実は、そのセルフイメージが、その人の現実を創っている

といっても過言ではありません。

例えば、私が
「結婚したいと思いますか?(パートナーが欲しいと思いますか?)」
「自分が本当に心からやりたい仕事をしたいと思いますか?」
と聞けば、ほとんどの人はYES

ですが、

うまく叶わない人に共通するのは、心の中で

「パートナーは欲しいけど、でも・・」
「結婚したいけど、でも・・」
「やりたいことを仕事にしたいけど、でも・・」
「もっとしたい事をしたいけど、でも・・・」

と必ず思っていること!

そして、その「でも・・・」の後が、あなたの本当のセルフイメージなのです。

セルフイメージとは、長年にわたって、

「他人から色々なことを言われる中で、刷り込まれてきたイメージ」

「自分が自分はこうなんだ、と感じてきたイメージ」

の両方があります。

この両方が、あなたの潜在意識(無意識)の中で、地層のように重なり、
人生の土台(大地)となっています。
(だからセルフイメージとは、その人の潜在意識そのものともいえます)

そして、その地層が「今の自分」「いまの現実」となって、現れているわけです。

では、この地層を変える事はできるのか?

というと・・・

そんなことは・・・

もちろん・・・

できます!(^^)/

潜在意識の地層を変化させる=セルフイメージが変わる、ということ。

潜在意識、すなわち、セルフイメージが変われば、

話すことが変わり、行動が変わり、思考が変わります。

自分が描く夢も変わります。

そうすると、現実も変わってきます。

もちろん、何の苦労もなくとはいいませんが、自分の心がワクワクするもっと豊かな未来へと

山や谷を越えながらも進んでいけるようになるのです。仕事も人間関係も、

「山や谷が来たら、越えられないかも」と思っているなら、それもセルフイメージ。

「山や谷が来ても、越えられる」と思っている人は、それもセルフイメージなのです。

近い未来実現すると思うのか、当分無理だわ・・と思うのか、それもセルフイメージ。

そして実は、

どんな人も、ポジティブなセルフイメージと、ネガティブなセルフイメージ

を持っています。この両方を把握することが大切。

プラスになりそうなセルフイメージは、そのままでもいいですが、

「自分の本心が行きたい方向に行くのを、どこかで妨げているマイナスイメージ」

これがやっかいです。

これは、誰でも持っているものなのですが、

いかにも他人事のように、

このやっかいなセルフイメージの存在を認識できてない人が多い!

どうでしょう?あなたは、

「ああ、コレとアレね」とすぐ答えられるでしょうか?

これをはっきり認識してない人、すぐ答えられない人は、

たぶん永遠に、

その影響下にいることになります。

では、まず、これを認識するのに、どうしたらいいか?

これは、すごく簡単なのですが、まず

大小問わず、自分で「本当は~~したいけど、でも・・・」と思っている事

を、2~3つ思い浮かべてみましょう。(ひとつもないなんて人は、まずいません)

実は、その

「~~したいけど、でも・・・」

中に大きなヒントがあります。(^_-)-☆

でも・・・の先に、あなたが思ったこと、感じた事

それが、あなたの、今の、本当のセルフイメージなのです。

ここを変えずに、表面的なテクニックだけ学んでも、本当に心からその幸せをつかむのは難しい。

こんな例があります。

相手に嫌われるのはイヤ、だから、相手にNOと言えない人が、
交渉スキルだけ学んでも、交渉はうまくなりません。

それどころか、そして嫌われたら・・という心理的な抵抗感があるから、

そのスキルを日々積極的に使うことができなくて、そんな自分にまた悩む。

NOと言えば、嫌われるのでは?というセルフイメージの人は、
NOと言おうとすると緊張して、顔から笑顔が消えたり、どうも愛想のない口調になったりします。

むしろ、NOと言う事に抵抗感のない人のほうが、伝え方や声のトーンに気を使う心の余裕が残っているものです。

だから、技術やスキルを学ぶだけでなく、まずセルフイメージを変える事は大事なのです。

今年、開講予定の「セルフイメージの魔法心理学科」では、
セルフイメージを変化させていくお手伝いを、色々な方面からしていきます!

あなたは、どんな思い込みがありますか?

「~~したいけど、でも・・・」を3つ上げて、

まずは、自分の本当のセルフイメージを、まずは把握してみる事です。

このセルフイメージが外れたら、もっと人生楽しいんじゃない?豊かじゃない??自由なんじゃない??

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そう感じたセルフイメージは、ありましたか?

それを見つけたなら、一歩前進です。

今のセルフイメージを認識することから、全てはスタート。

もし変化させたいセルフイメージがあったなら、まずは覚えておきましょう。(^_-)-☆

関連コラム:欲しいものを両取りできる人のセルフイメージとは?

(セルフイメージの魔法心理学はメルマガにてご案内予定。今後をどうぞお楽しみに!)

なぜ福袋はお正月にしか売れないのか?~無意識に福袋を選ぶ心理とは?~

今日は、お正月にしか出現しない「福袋」の心理に迫りますよ!(^_-)

もし普通の日々の中で、

「中身が何が入っているかわからないんですが、色々入っていてお買い得ですよ~」

という1万円の紙袋があったら・・あなたは買いますか?

「う~ん、お得とはいえ、1万円も払って何入ってるか分からないのは、ちょっと・・・」

そう思って、買わない人も多いのでは?

実際、福袋のような袋は、お正月以外に置いても、あまり売れないと思います。

それなのに、なぜ、福袋はお正月に売れてしまうのか?

お得だから?

それなら、普段から売れているはず。でも普段なら売れなさそう。となれば・・・

理由は「お得だから」ではない。

それでは、なぜなのか?

実は、それは

「無意識に買ってしまう心理状態になっている」から。

もう少し詳しく説明しましょう。

お正月に、わざわざ店を開けている所は、セールでたくさん物を売るために、
わざわざお正月にお店を開けているわけです。

つまり、正月はどの店もセール中。
あれもこれも、セールで安くなっている。

これは、1年の中にたった1度、お正月にしか起こらない現象です。

そうなると、あれもこれもそれも安いな・・と選択肢が多くなり過ぎてきて、頭が疲れてきます。

さらに、どこも人がものすごくいっぱいいて混雑してて、体も疲れてくる・・・

こうなってくると、人の判断力は一気に下がってきます。

実際に、
24種類のジャムの売り場と6種類のジャムの売り場の
売り上げを比べた研究では、

ジャム24種類を置いた売り場:ジャム6種類を置いた売り場=1:10

種類が多いほうが、好きな味があるはずなのに、6種類の売り場が10倍も売れる!

つまり、24種類になった途端、選択肢が多すぎてワカラナイ~~!

となって判断できなくなるわけです。

それでは、お正月の人混みの中、わざわざ出てきたのに、ここで何も買わずに帰るのか?

というと、ここまで頑張って出て来たのに、それもヤダ。(ですよね?)

そこで目に留まるのが、「福袋」(ジャジャーン!)

疲れてきた自分が、もう自分で細かく選ばなくてもいい!悩まなくていい!

さらにお得であるらしいし、名前も「福」なので良い事あるんじゃない?

そうだ、福袋買おう!(そうだ、京都行こうのノリで。^^)

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というわけで、
普段なら売れない、何が入っているかわからない1万円のお得らしい袋が、
お正月には飛ぶように売れてしまう。

もちろん、福袋は、うまく使えば、本当にお得な場合もあります。

ただ、普段の冷静な時になら買わないであろうと思う「福袋」を買わないためには、
無防備に正月セールへ繰り出さない事が肝心。

なんとなくお得な物でいいものがあったら買おう~~と思っているなら、
選択肢が限りなく多くなるお正月のショッピングでは、いらないものを買ってしまう可能性が高い。

これでは、ネギを背負ったカモになる可能性大!

大切なのは、あなたの「本当の目的」をはっきりさせておくことです。

これは人生も同じ。

あれかな?これかな?と思っているうちに、

あれ?これだったっけ?という方向へ無意識に進んでしまう。

人生も正月ショッピングも本質は同じなのです。

大事なのは、人生もお正月の買い物も、

自分の「本当の目的」を決めたら、そこにまず向かうこと!

そうすれば、あなたは、きっと自分らしいお得な買い物ができるはずです

これをお正月に教えてあげるとよさそうな人には、ぜひ早めに伝えてあげて下さいね。

あなたの一言が、その人の無駄な買い物を救うはず!(^_-)
(というわけで、イイネやシェア、ご紹介はご自由にどうぞ。(^-^)/)

このお正月は、あなたの「本当の目的」をしっかり定めて

どうぞ、素敵な正月ショッピングを!

そして、自分らしい、素敵な2015年をお過ごし下さい!(^_-)-☆

体の治癒力が4倍高まる、簡単な方法!

そろそろインフルエンザが流行ってきたようですね。

あなたは、体の治癒力を4倍に高めたいですか?しかも簡単な方法でそれが可能だとしたら?

今日は、それをお伝えしていきます!

1000人の被験者の指に少し傷をつけて経過をみる実験で

A) 毎日嫌だったことを吐き出して書きだすグループ
B) 明日のスケジュール書くグループ

にわけた所、Aのグループのほうが、なんとBのグループより<4倍>も傷の治りが早いことがわかりました。

ということは、Bの人だと4か月かかるものが、Aの人は1か月で治るということ。

大きいですね!

体とは無意識・潜在意識そのもの(意識せずとも、心臓は動き、血液は流れますしね)。

そして、その無意識や潜在意識が傷を早く治せるということは、

潜在意識や無意識という「心の領域」にも良い影響があるということです。

ストレスを飲み込んだり、見ないようにするのでもなく

「吐き出す」

それが、心身の健康に、大きな影響をもたらすのです。

・家族や友達に話す、
・溜まる前に書き出す
・下の写真のような小道を歩きつつひとりでブツブツいってみる(なんか癒されそう)

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どんな形でもいいですが、あなたの好きな「吐き出し」スタイルは、どうなりそうですか?

明日の予定を書きだす(←免疫力はアップしなかったグループです)のもいいですが、明日の予定も、体が健康であってこそ!

日々、自分らしく上手に「吐き出す」ことで、

心身の治癒力を一気に4倍にしていきましょう!^^

この冬を健康に乗り切って欲しいお友達や家族にも、ぜひ早めに伝えてあげて下さいね。
あなたの一言で、みんながより健康で過ごせる冬となるはずです!(^_-)
(というわけで、イイネやシェア、ご紹介はご自由にどうぞ。(^-^)/)

集合無意識があなたの選択を左右する!~集合無意識マーケティング~

あなたの両親が小さい頃はまだ、クリスマスにチキンを食べるなんていう習慣、
日本にはありませんでしたよね?

しかし今では、なんと、たったクリスマスの3日間だけで、
ケンタッキー(KFC)の年間売上の1割を越える売上(60億円弱)が上がり、
更に、日本の鳥モモ肉の売上も超アップする!!

どうした日本人!??

実はこの裏には

【視覚効果を使うと、人間の無意識を変えるのが簡単になる】

という心理があります。

KFCの「クリスマスにチキン」キャンペーンは1974年からスタートしました。

お正月に食べるものは、文化的に決まっているけど、
「クリスマスの日は何を食べるの?」と思っていた日本人の無意識に、

「ハッピークリスマスには愛する人とフライドチキン!」

という映像イメージをCM等で何度も見せる事で、

KFCは、フライドチキンを無意識レベルにめり込ませたわけです!

しかも、なんとこの効果、KFCの予想を超え、

この時期は、日本の鳥モモ肉の売上までもグーーンとUPする事に!

そうなってきた後は、クリスマスの宣伝やポスターにも、食べ物といえばフライドチキンが描かれ、

日本人の無意識内での、クリスマスに食べるならチキン!はますます加速。

日本人の集合無意識にイメージが入り込んで、日本人がふととってしまう行動が、

日本を、多分世界で最もチキンを食べる国

にまで押し上げた!(ダダン、ダン、ダダンっ)

視覚効果を使った、無意識からの、もはや集合無意識マーケティング!

クリスマスに、フライドチキンや唐揚げを作ったり、買ったり、注文してしまったら、

それは

『日本人の集合無意識のチカラ』

それくらい、無意識の力ってすごいんです。
(だから私は、無意識を使った心理療法をしているわけですけどね。^^)

海外にもクリスマスにチキンという習慣は特にありませんが、そう思い込んでる日本人も多いはず。

クリスマスに、無意識にチキンを食べてそうな(絶対かなりの割合でいるはず)お友達に
コレを伝えてあげると、(絶対いるであろう)チキンを買おうとしたり食べようとした周りの人が、
「ハッッ!」とするネタになると思います。(^_-)-☆ (イイネやシェアは自由です)

もし23日~25日のランチやディナーに、フライドチキンや唐揚げを食べるならクリスマスに
「日本人の集合無意識」
を、ぜひ能動的に楽しんでみてください。(^_-)-☆

潜在意識(無意識)カウンセラー桧良手とも子より、ハッピークリスマス!
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脳に最高のアイデアが降りる!2つの秘訣とは?(世界の研究から)

抜群のアイデアが閃く人と、閃かない人は、何が違うのか?

わかりますか?

閃く人がやっていること、それは子供にもできる簡単なことなのですが、

それを伝える前に、いきなり、ここで質問です。脳のエネルギー消費が多いのは、

(1)ボーっとしている時
(2)バリバリ仕事や勉強をこなしている時

どちらでしょう?

どっちでもいいので、自分なりに答えてみてください。

とりあえず、コッチと決めました?

なんでそう思うのですか?
(誰も見てないので、とりあえず気楽にコッチ!として適当に理由をつけて下さい)

決めたら先に進みますよ~。

それでは、答えをいいますと・・・最近の脳研究から、脳のエネルギー消費が多いのは、

(1)のボーっとしている時。

そして、このボーっとしている時に、一番良いアイデアが浮かぶと言われています。

ニュートンも、庭で夕焼けみてボーっとしている時に、りんごが落ちるのをみた瞬間に
「あ!これって、もしかして万有引力の法則なんじゃない?」と閃いたと言われていますが、人間は一生懸命考えても、脳の消費エネルギーは少ないのです。

えええーーー?

そうなのか???

と思うかもしれませんが、どうでしょう?

最近、忙しくて、起きてる時は、アレコレこなす事ばかり考えて過ごしている人、
ちょっと胸に手を当てて考えてみてほしいのですが、
そういえば、最近、コレだーっていう斬新な良いアイデアが閃かなくなってきてませんか?
どこか必死に(ちょっと無理やり?)、考えて絞り出してる感ないでしょうか?
そして絞り出したものも、いまいちありきたりだったりしてないですか?

ボーっとしている時に、閃く

この、脳がリラックスしながら高速回転して、インスピレーションが閃く、良いアイデアが浮かぶ時というのは、

「潜在意識・無意識と繋がっているとき」ともいえます。

顕在意識・意識が1割+潜在意識・無意識が9割=全意識10割

1割で必死に走っている時よりも、
10割で余裕を持って走っているときのほうが、10倍良いアイデアが浮かぶ。

そういわれたら、なんだか当たり前だなと思うかもしれませんが、

大半の大人は意識の1割で突っ走って頑張る事に、重きを置きがちです。

でもノーベル賞を受賞した人とかは、大抵、ふとした瞬間に思いついたとか、やってみようと思ったんですとかいいますよね。

そういう閃きや良いアイデアを受け止める土台=ぼーっとしている瞬間。

子供の教育でも(親は何をさせるかに必死になりますが)「何もしない時間」が子供の創造性を伸ばすという研究があるのも、うなずけます。

外国に住むと、大人より、子供の方がさっさと外国語を話せるようになるのも、子どものほうがボーっとしてる、つまり無意識とか潜在意識を含む全意識モードで言語を捉える能力が優れてるからでしょうね。^^

そして、もうひとつ。

創造力や洞察力を増すために、子どもでも、誰にでもできるコトがあります!

それは「家で簡単に」「誰にでもできる」「良いアイデアが一杯思い浮かぶ」ことなのですが・・・

ヒント:おうちで簡単に、本当に誰にでもできる事すぎて驚かれるかもしれませんが、現代人はほとんどしていません。

あまりに漠然としてるので、三択にしてみましょう。

1)音を流す
2)照明を暗くする
3)アロマを焚く

とりあえず、コレと決めました?
(誰も見てないので、とりあえず気楽にコレ!として適当に理由をつけて下さい。参加したほうが楽しいですしね)

決めたら先に進みますよ~。

実は・・・良いアイデアが浮かぶためには、照明がカギ。

ある研究によると、
薄暗い、普通(普通のオフィスくらい)、うんと明るいの3つの場所で、洞察力や創造力に関する問題を説いてもらった所、
普通の照明、うんと明るい照明の場所の人たちは、平凡な成績しか出せませんでしたが、
薄暗い所で回答した人たちが、圧倒的に正確でかつたくさんの回答を出せたそうです。

なぜそうなるかは、まだ分かっていないのですが、

そういえば、寝る前にアロマキャンドルなんかを焚いてボーっとしていたり、暖炉の光を見てボーっとしていると、なんか不思議な気持ちになってきますよね。

あの、なんだか普段とは違う感覚。
日常から少し離れたリラックスしたボーっとする感じ。
人生をゆっくり味わってかのような、ちょっと豊かな感覚。

そういう意識状態になると、普段使われていない無意識・潜在意識や脳の部分が活性化するのかなと、思います。

ただ、この時活性化する部分というのは、「活性化してやるぜ」と思って活性化する意識的な部分ではないのでしょうね。

リラックスした状態で、薄暗さの中から、綺麗な光が浮かび上がってくるような、そんな感じなのかもしれません。

ニュートンが、夕暮れ時にボーっとしてリンゴが落ちるのを見て、万有引力に気づいた時というのは、
「薄暗い」「ボーっとする」このふたつのポイントを見事に抑えていたわけですね。

どうりで、世紀の発見といえるアイデアが浮かび上がってきたわけです!(納得)

というわけで、斬新なアイデア、クリエイティブなアイデアを手に入れたかったら、

「薄暗いところで、ボーっとする」

これは、屋外でも屋内でもOK。

「何をするか」ではなく「ぼーっとする」時間

『1日1ボーっ』

は人生の豊かさを増すエッセンス!

満員電車でぼーっとするとかではなく(それはリラックスしてるのでなく、意識をシャットダウンしてるだけ)

自分が気持ちが良い環境で、ぜひやってみてくださいね。^^

綺麗な夕焼け

自己実現への道は「否定」からスタートする!

自己実現への道は、「否定」からスタートする

という事はご存じですか?

「え?自己実現には、否定よりも肯定が大事なのでは??」と思うかもしれませんが、
実は、自己実現の土台は「肯定」ではなく「否定」なのです。

幼少時代、存分に「否定」できたどうか?も、非常に重要です。

それが今の自己実現まで深く繋がっているのです。

以前のコラムにも書きましたが、心理学者のユングいわく
【人生の前半は「自我実現」をし、人生の中盤からは「自己実現」をしていく】

つまり、人生の流れが自我→自己へと流れていくことから、「自己実現」には、しっかりした「自我の確立(土台)」が大切となります。

それでは、人生の基盤でもある「自我」は、どうするれば確立することができるのでしょうか?

それは、「自分でないもの」を否定することからスタートします。

ミケランジェロの
「余分なものを取り除いていくことにより、彫像は完成していく」
という名言がありますが、それと同じように、
「自分でないものを取り除いていくことにより、自分が浮かびあがってくる(自我ができてくる)」わけです

だからこそ、1~3歳でイヤイヤ期がくると「自我が育ち始めたんだね~」と言われるんですね。^^

とはいっても・・・

昔の私は、「自我は否定(英語でいうとNO!)からスタートする」と頭では理解しても、どこかピンときていませんでした。

え?否定じゃなく肯定じゃないの??と少し妙な気がしたりもしていたものです(←ヤングな考え方でした(笑))。

でも、いまは、心底ピンときます。

我が家でも、娘のイヤイヤ期が既に始まっています。

確かに、頻出単語は「無い」「いない」「やだ~」と、英語にすると全部NOばかり!教科書通りすぎて感動してしまいました。(笑)

また、自分の気分が乗らないと、すぐに嫌がるのですが、
「自分の気持ち(=自分)」と、「ママのしてほしい気持ち(=自分でないもの)」は違うものだ!
と、「自分でないもの(ママの気持ち)」必死に排除しようとしているわけですね。

もっとNOが言えるようになってくると、成長も加速していくのでしょう。^^

NOと自我の成長はセット販売。それが敷いては、彼女の自己実現も繋がっているわけですから、

NOを伴う成長よ、どんとこい!という心境でいたいものです。(育児は育自ですね)^^

ちなみに、思春期も親に言うかどうかは別として、親や大人に「NOという態度」「受け入れない態度」
をとってきますが、これもまた成長の過程です。

人間が自己実現をしっかりできるようになるには、「しっかりした自我の確立がベース」になります。

だから、イヤイヤ期は、嫌~~といわれながら、私も自我の成長を手助けしているんだな~と感じています。

嫌と言われても、やってもらわないといけないときは、こちらもNO!といい、時にはNOの応酬をしながら、
小さい頃に存分にNO!を言えるといいなと思います。

私が多くの年齢退行療法を見てきた印象からいうと、
子供のころに嫌とかNO!を存分に言ってもいい(受け入れてもらえる)環境でなかった人は、

・嫌でも、つい無理をして頑張ってしまう
・NOを言うのが苦手
・相手にNOと言われるのも苦手(嫌われているのでは?とか気分悪くしたかな?と思う)
・相手に合わせてしまう
・相手に合わせているうちに、自分が何が好きか、ワクワクするか分からなくなる
・自分と他人の境界線が曖昧(影響されやすい)

というような傾向があります。

大人になってからも、子供のころNOを受け入れてもらえかった日々の記憶があって、なかなか上手くNOといえないのです。
(そして他人にNOと言われるのも怖がります)

もし、当てはまるなと思った部分がある人は、今からでも、相手にNOを伝える練習をしてみるといいと思います。

とはいっても「いやです!」「できません!」「いきたくないし」とか、相手の気分を損ねる言い方だと、子どもレベルに退行しているだけなので、せっかく大人の理性(インナーアダルト)も成長している良さを生かし、上手な言い方ができるとベスト。

普段から上手くNOを伝えている人は、何度も失敗を繰り返しながら(←ここがポイント)経験値を踏み、上手な伝え方をマスターしてきています。

だから、いままであまりやってこなかったひとは、そんなに上手にいえない方が普通です。

そういう意味では、イヤイヤ期の子供は経験を積んで無いので、NO!の言い方がモンスターみたいですよね(笑)。

誰でも試行錯誤して経験を積んだ分だけ、NOを伝えるのが上手になっていくのだと思っておくといいと思います。

「人間」という生き物は、この世にひとりぼっちだと、自分がどういう人間かわからないもの。

だから、「自分でないもの」を否定しながら、自分の輪郭が見えてくるのです。

お子さんがいる方は、イヤイヤ期の受け止め方で、自我の発達や、その子の将来の自己実現も変わってきます。

肯定だけでなく、否定も大事にしながら、生きていくと自己実現への道が開かれやすいものです。

陰陽、全てはバランス。どうぞ、人生の中で「否定」も大切に!^^

ヒプノセラピーに来るってどんな人?Part1の巻

「ヒプノセラピーに来る人ってどんな人?」とよく聞かれます。

みなさんの中の「セラピーやカウンセリングに来る人のイメージ」
って、何でしょう?

一般的に、周りの人の話を聞いていると、

・悩んでいる人
・意思が弱そう?
・ちょっと病んでそうなイメージ
・落ち込んでいる人
・ちょっとマイナス思考になってる人?

というように、(勝手に)後ろ向きなイメージで話をされる場面が多いなぁと
感じます。

誰にでもの思考パターンや行動パターン、物事の受け取り方のパターン、
人間関係のハマりやすいパターン、恋愛パターンなどがあります。

過去を思い返してみてください。

自分のパターンが色々と浮かんでくるはずです。

それらの数々のパターンを見渡すと、必ず、
「気に入っているパターン」と「どうも気に入らないパターン」に分かれます。

そして「なんでいつも、こうなってしまうんだ~」という気に入らない
パターンが、誰にでもあるはず。

それを「ネガティブな悩み」ととるか、「良くしていくための課題」ととるか、
これは大きな分かれ道です。

あなたはどちらでしょうか??

自分の問題も、ビジネスの問題も、根本は同じ。

たとえば、ビジネスで上手くいかないケースが続いた時、そのパターンを
「ネガティブな悩み」とするのか「良くしていくための課題」としていくのか。

ネガティブな悩みをしている人は、アレコレいいますが、自ら動きません。
変化を求めてもいません。昨日も明日も同じです。

良くしていくための課題と捉える人は、自ら動いて、変化を求めることが
できます。明日を変えていこうと思っている人です。

ヒプノセラピー(催眠療法)に来る方は、明らかに「後者」です。

ネガティブな悩みを続けている人は、時間とお金をかけてセラピーには、
やってきません。(これは断言できます!)

誰の中にでもある、「自分の好きじゃない部分」「気に入らないパターン」。

それを「病んでいる」「悩んでいる」というように「影」と捉えるのか、
「これが変わったら、もっとハッピーな感じになるはず!」というように
「光」と捉えてみるのか?

あなたはどっちですか?(^-^)

桜の見方で、思い癖が分かる?の巻

春は桜の季節。
駅から氷川台セラピールームまでは、ずっと桜並木。桜のトンネルの下を歩くと、今は花吹雪が最高に綺麗です。

人間も自然界の生き物ですから、誰の人生にも桜のように、四季や季節によって変化があります。

ただ、そんな同じ変化を体験しても、人によっては全然違う感じ方をするなぁと感じます。
それを、ざっくり大きくわけると2タイプ(2モード?)に分かれるようです。

A)桜が咲く前は「わあ、つぼみがでてきた」「つぼみが赤くなってきた」と咲く前の時間を楽しみ、満開になれば「なんて綺麗なんだろう」と、その瞬間を全力で味わい、桜が散り始めると「桜は散り際が、最高に美しいなぁ」とうっとりため息をつくタイプ。

B)桜が咲く前は「なかなか咲かないなぁ」と思って桜を見つめ、満開に咲いてしまうと「この綺麗な状態は、いつまで持つのだろうか?」と終わりを考えては不安を感じ、散り始めると「桜はすぐに散って切ないなぁ。なくなるのは明日だろうか?あさってだろうか?」と思って心配になるタイプ

AさんとBさんは、同じ桜を見ているのに、相当違う時間を過ごしていますよね?

これは人生の縮図。
AさんとBさんが、たとえ同じ人生だったとしても、それぞれにとって、その人生は、相当に違う解釈・経験になっていることでしょう。

それでは、同じ経験のふたりを、何が分けているかというと、それは「思い癖」「捉え癖」。

桜は人生のたとえですが、Bさんにも、桜が咲くという、素敵な出来事が起きています。

でも、目の前で起こっている事と関係なく、常に満たされず不安で心配な気持ちで生きているBさんには、桜が咲いても、良い事が起きても、常に不安で心配です。

この思い癖があると、良い事が起これば、安心!という捉え方にはなりません。
「始まらないから不安に」「始まったけど心配」「終るんだと不安」
こうなると、金太郎飴のように、どこを切っても不安・心配ばかり。悲しくなってきても無理はありません。

こうなってくると、綺麗な桜さえも、なんだか不安を感じる要素になりかねないのです。

「現実」「出来事」「現象」を、意味づけをし、解釈するのは自分次第。

よく「今を大事に生きる」「この瞬間瞬間を生きよう」とか言いますが、
人生が、幸せの金太郎飴になるか、不安の金太郎飴か、
いまこの瞬間、あなたの人生はどちらになっているでしょうか?

すでに幸せの金太郎飴!という人は、そのままGO♪

でも、もし「最近、不安の金太郎モード入ってるかも?」と思った人がいたら、桜が散った後、ぜひ青々とした若葉を見つめてみてください。

「桜は散ったけど、今度は若葉の緑が綺麗だなぁ」
と感じる心があったなら、
幸せの金太郎飴モードは、すぐ自分のもとにやってくるのではないでしょうか(^-^)

「癒し」が起こる瞬間

「癒し」

最近では「癒し系」という言葉も流行り、雑誌やテレビでもよく使われています。

「あ~、癒されたい~」なんて声もよく聞きます。

「癒し」の定義って、本当に人それぞれだなと思っているの
ですが、今日、ある人がこんなようなことを言っていました。

「癒しとは、自分の事を今までとは違う角度から捉えられるようになること」

これは、私が思う癒しの定義にとても近く、心に響きました。

例えば、あなたが誰かの言葉に癒された時。

その言葉を言ってくれた人に癒されたように感じますが、実際、
同じ言葉を聞いても癒されない人だって、たくさんいます。

つまり同じ言葉で、癒される人と、癒されない人がいる。

例えば、誰かに親切をされた場合。

親切をされて、お節介と感じる人と、親切心に癒される人がいます。

つまり同じ親切で、癒される人と、癒されない人がいる。

ということは、本当に、あなたを癒しているのは、相手ではなく
自分自身だということ。

催眠療法では、すごい「癒し」が起こる場合があります。

それはご本人の中の、捉え方や感じ方がガラっと変わった時、
奇跡のように起こります。

もし今の自分を、全然違う角度から見ていくことができたら、
あなたにも全然違う世界が広がっていくのかもしれません(^-^)